電気系(科)

西電OB会会長 杉山裕二(昭和56年電気科卒業)

 
 西電OB会の皆さまにおかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。この度、津本会長の後任として、会長を務めさせて頂くことになりました、昭和56年電気科卒業の杉山裕二でございます。各界でご活躍の同窓生が多数おられる中で、私のような若輩では戸惑いもありますが、就任しましたからには、誠心誠意同窓会や母校の発展のために頑張る所存です。何卒格別なるご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。最後になりましたが、同窓会、会員相互の交流や親睦活動が活発になりますよう、そして会員の皆さまのご健勝、ご発展を心よりご祈念申し上げ、就任のご挨拶と致します。

平成30年度オーロラ会総会

☆平成30年度オーロラ会総会開催
平成最後の総会が11月25日に石切温泉ホテルセイリュウで会員10名の参加を得て行われた。
総会に先立ち15時から東大阪市「八重の里」にある「司馬遼太郎」記念館を見学、独特の歴史観で「日本人とは何か」日本国の行く末を案じつつ逝去された司馬さんの作品集50巻と4万蔵書の一部を展示する記念館は安藤忠夫の設計で圧倒的な存在感で我々に迫ってきた。

記念撮影の後石切駅へ移動、送迎バスにてホテルセイリュウへ、入浴後18時から総会兼会食、
その後幹事部屋にて懇親会を実施、ドリンク(津本氏持参)やつまみ(大森氏持込の太刀魚の刺身)などを摘みながら歓談し11時頃終了した。
翌26日朝食後来年の再開を約して、石切神社参拝組(4名)、帰宅組(6名)と別行動となった。
参加者(アイウエオ順):
伊藤(修)、大森、奥本、雲北、塩崎、城野、須貝、壺井、津本、本田
 
☆総会で確認された 今後のオーロラ会について
会員が後期高齢者になってこの方。自身の体力の衰えや病気、配偶者の介護等により、年々参加者が少なくなり、今後オーロラ会をどうするかが話し合われ、次のことが確認された。
  • オーロラ会は9年後全員が88才を迎えた時、米寿記念総会をもって解散する
  • それまでは毎年1回昼食会をもってお互いの無事を喜ぶ
  • 実施場所は交通の便の良い大阪梅田の「弥生会館」とする
  • 費用は概ね「1万円」とする
  • 役員の変更   会計:辻(体調不良)→津本(会長兼務)    書記:北川(体調不良)→大森

平成29年度 西電OB会 総会・新年会 議事録

  • 日   時   2018年1月27日(土) 16時30分から総会
  • 場     所   割烹 松ケ枝 (地下鉄 玉川駅 降りたところ)
  • 出 席 者   19名
  • 配布資料      西電OB会 総会・新年会    110周年記念事業 募金目標・達成率

総会

会長あいさつに先立ち、工業デザイン系 下田尚男氏作成の「創立110周年・定時制併置70周年記念式典」画像CDのスライドを大森氏持参のPC+プロジェクタで上映された

津本会長の挨拶

赤川さんから引き継いで3年、110周年記念事業の打ち合わせ連絡に追われました。記念誌担当の大森氏、記念事業担当の本田氏と共に私も記念式典・祝賀会運営を担当し募金のお願い、講演者との打ち合わせ、式の段取り、会場設定等に忙殺されました。
おかげさまで募金では全校で113.8パーセントを達成することができました。
また私も各界の方にご無理なお願いをいたしましたがおかげさまで電気科だけで78.2パーセントを達成することができ、ありがとうございました。さらに電気科も応分の協力をする意味で西電OB会の繰越金から30万円を寄付いたしました。
式典当日は出席者が280名、OBが266名、招待者が14名でした。ここにご出席の皆様のおよそ半数の方が出席くださいました、重ねてありがとうございました。
10年に一度の大きなイベントを成功裏に終えることができ安堵しております。
さて西電会の会長をショートリリーフのつもりで引き受けましたが、後継者難で後しばらく具体的には81歳くらいまではやるつもりでおります。そのあとは若い人たちでやっていただきたいと願っております。ついでに申しますと工友会の次期会長は建築科から候補者が出てくる予定です。

大森委員(記念誌作成担当)からの報告

記念誌の「活躍するOB・OG」に電気科として、現在も活躍されている次の3名の方に寄稿いただきました
  • 神部 正行氏 昭和32年卒 画家 日本美術家連盟会員、福井県美術展審査員
  • 丸谷 明夫氏 昭和39年卒 淀川工科高等学校名誉教授、全日本吹奏楽連盟理事長
  • 中 裕司氏  昭和59年卒  ゲームクリエーター ㈱プリペ社長
編集上の制約からいろいろと注文を付けさせてもらいましたが好意的にご協力を頂きました  お礼を申し上げます

本田委員(記念事業担当)からの報告

「記念特定事業として次の6件を母校に採納
  •  特別教室(2室)空調設備新設工事
  •  普通教室(10教室)プロジェクター設置工事
  •  女子トイレ洋式化改修工事
  •  屋上サイン改修
  •  大会議室プリジェクター設置工事
  •    体育館緞帳改修
教育援助として次の2件
  • 移動式プロジェクター2台(定時制)
  • 体育館舞台修理
いずれも納期内に無事完了、価格的にもご協力を頂きました。関係者にはここでお礼を申し上げます。

平成29年度事業報告。杉山先生(事務局長)

 平成29年度の事業報告と会計報告は配布資料に基づいて行われ、監査役の監査結果と合わせて承認された。
 収入の部は1,007,360円 支出の部は460,950円となり546,410円
を平成29年度繰越金とした。

引き続き杉山先生からの報告

 「本日藤浪先生が出席される予定でしたが参加途上で体調が悪くなり欠席されましたのでお知らせいたします。」
「つぎに校名の変更、なぜ工業から工科に変えたのかについてときどき質問を受けることがあるのでここであらためて説明させていただきます。
 近年、工業高校に対する社会からのニーズが多様化し、情報技術など広範な専門分野に特化したカリキュラムを組む必要に迫られました。それに伴いもの造りのイメージが強い工業からより範囲の広い工科と名称変更されました。従前より広くなったカリキュラムに合わせて名称を変更したというのが理由です。
平成17年から府立12校のうち、9校が工科に、3校(茨木、淀川、今宮)が総合学科に変更されました、この3校では大学に進学してから進度が遅れないようにカリキュラムが配慮されています。
 

新年会

 この後新年会に入り神戸氏の乾杯後 歓談に入り 一人2分ほどの制限時間でという杉山先生の前置きも効果なく、久しぶりの交換会となったので各人熱が入り大幅に時間を越えてしまったが、いつもと同じように自己紹介、近況報告から業務連絡まで幅広く熱談した。
各個人の報告内容を漏らさずここに詳述すると議事録が茫洋になるので省略させていただくがなかなか面白かったし内容も変化に富んでいた。
19時ごろにお開きとなった。
                            以上   (文責 本田)

 

【電気系(科)】電気科 西電OB会 新年会のご案内

日時 平成30年1月27日(土)
     受付  16:00~   総会 16:30~        新年会 17:00~
場所 割烹 松ケ枝(ホテルニュー松ケ枝内)
    福島区野田3-6-9
        電話番号・FAX    050-3469-6666

■JR環状線「野田駅」改札口をでて右前に周辺地図がありますのでご覧下さい(徒歩2分)
■地下鉄千日前線「玉川駅」からは、一番難波方面側の6番出口をご利用下さい
割烹 松ヶ枝


 

西野田工科高110周年記念式(電気科中心のムービ)

平成29年11月26日 太閤園で開催した、「大阪府立西野田工科高等学校創立110周年 定時制併置70周年記念式典・記念祝賀会」の様子の内、電気科OBを中心にムービ化し、youtube にUPしました

平成28年度 西電OB会 総会・新年会

平成28年度 西電OB会 総会・新年会の報告
  •  日  時:2017年1月28日(土) 16時30分から受付開始 17時から総会・新年会
  •  場  所:がんこ NEX-T1淀屋橋店
  •  配布資料:平成28年度 西電OB会 総会・新年会 
☆  開会宣言 司会者 杉山氏から出席者22名をもって開会を宣言した。
 
☆  会長挨拶  <津本会長から次のような挨拶があった>
お寒いなかよくお運びいただきました。
昨年、小原先生と、がんの先端医療に貢献して来られた辛島博氏(S32年卒)のお二人が逝去されました。 当会からも関係者が告別式等に参列いたしております。
さて本校創立110周年記念行事が今年の11月26日(日)に太閤園(3階ダイヤモンドホール)で開催されますことはご承知の通りでございます。
記念講演としまして淀川工科高校吹奏楽部の丸谷昭夫顧問(S39年当校電気科卒)においでいただきアンサンブル演奏を予定しております。
記念式典の募金目標は2,500万円です。電気科に割り当てられた目標額は300万円ですが到達率43.2パーセントで今日現在未達です。
特筆すべきはPTAから1,000万円のご寄付を賜りました。今後も法人関係者を中心にご寄付のお願いをしてまいろうと思っておりますので積極的なご協力を伏してお願いする次第です。
以上をもってわたくしのあいさつに代えさせていただきます。
ここで改めてお二人のご冥福をお祈りして黙とうをささげます。 全員で黙祷。
 
☆   出席者紹介
次に司会者から出席者全員のリストによる紹介が行われた。前回珍しく欠席されていた藤浪先生が復帰された。
 
☆   議 事
平成28年度事業報告並びに平成28年度会計報告
杉山理事より配布資料に基づいて報告があり、新城監査役からの監査報告もあって両案ともに拍手をもって承認された。
 
☆    講演会  <今回は講演会がなかった>
 
☆   新年会
総会に引き続き部屋を和室に移して新年会を開催した。
藤浪先生の乾杯に引き続きいつもながらお互い気持ちの通ったメンバーどうしがかたまって歓談した。例年のことながら出席者数が先細りになっているのは心細いがこうして総会・懇親会を続けていくうちに次の新しい芽が成長していると信じたい。西電会の灯よいつまでもと念願しつつ楽しかった懇談会の幕を閉じた。
以 上 <文責:本田>
今回は集合写真がありません 会場で撮られた方がありましたら、杉山先生に連絡をお願いします<付記:大森>https://www.ins080.com/

電気科 西電OB会 新年会のご案内

日時 平成29年1月28日(土)
受付 16:00
懇親会 17:00
場所 がんこ NEX-T1淀屋橋店
  〈住所〉中央区北浜3-5-29-NEX-T1ビル2階
  〈TEL〉06-6201-7002

 

オーロラ会 犬鳴山温泉日帰り旅行


       オーロラ会(S33年電気科卒)犬鳴山温泉(不動口館)
平成28年11月14日(月)  参加者 16名
コース:南海本線 泉佐野駅→犬鳴山温泉不動口館→泉佐野駅→駅カフェ

☆集合~入浴 
1年ぶりの同窓会だが高齢にもかかわらずよく16名が参加。集合地点の泉佐野駅は関空への分岐点にあたり駅舎もしっかりしていて比較的新しい。
その駅前ロータリーのベンチにいつものメンバーたちが、道のりの遠い順に集まった。
天気はあいにくで降ったり止んだり、定刻(10時半)少し前に送迎のマイクロバスがきてそれに乗り込む。
途中のJR日根野駅で次のお客を乗せて25分ほどで不動口館に到着。

着いたところが館の4階に相当しますとのことでチェックインを済ましてだらだらと下へ降りて宴会場に入る。犬鳴川沿いの眺めのいい部屋だ。窓ガラスが大きく温室のようで見晴らしにはもってこいだが嵌め殺しで外には出られない。
貴重品を預けて早速着替えをもって温泉へ。やや温めだが少し熱めの岩風呂もある。
少しヌルッとしたアルカリ温泉。側に魚がいそうな川が流れている。その岸に生えてる樹木を見ながらしばし癒しの時。
 
☆総会を兼ねた宴会
我らが恩師、小原先生が去る8日にお亡くなりに、告別式は神式で行われたと津本会長から報告があり、全員黙祷をささげた。
先生は各学年の同総会に積極的に参加し、また往時は一人一人の生徒にていねいな進路指導をされ面倒見が良かったおかげで私たちの学年は今では考えられないほどのいい就職先に就けた。オーロラ会が今なお盛隆を保っている遠因はこの辺にもある。

さてこの後は一番遠くから来た嘉賀君が乾杯の音頭を取り、いつものように各人が好き勝手にしゃべる宴会に入った。

(筆者が独断を込めて要約すれば概略以下のようになる)
奥本 体を動かすことに精を出している。特にゴルフはエイジシューターをやりたいと思っている。(今年は自営業のサクセスストーリーが出てこなかったが大丈夫か?) 
池永 人前でしゃべるのとスポーツが苦手。(人前でしゃべるのと人の話にチャチャを入れるのとは別。いつの間にか立ってしゃべっている人と1対1になってしゃべっている)
ヨットに凝っているが、船内で足がよたつき怪我でもして暮らしに差し支えが出ないように心がけている。
伊藤(功) 10月にキトラ古墳を見に行ってきた。あんな昔にあれほど立派なものを造り上げていたことにびっくり。(この人は趣味が高尚やね、読書もたしなむし。)
塩崎 かねてから手当をすましていた西宮北口(最近の住みたい街アンケートでトップ)に住み替えた。小説書きの学校に10年いるが70歳過ぎると欲をかいてはいけないと思い早筆を自重している。
  雨期前の釧路湿原に行ってきた。ハイキングではヒグマに遭遇した。
   (クマと格闘、退治して肝を抜き取って土産にしたとか・・期待したけど話はその方向に展開しなかった。)
嘉賀 小原先生が(と・・いったとたんに絶句、万感胸に迫ったらしい)
   先生とのしびれるような熱い交わりがあったんだねぇ。どんなに筆舌を尽くそうがこの絶句には勝てない。
伊藤(修) この人の話には藤沢薬品に勤めて以来会社を変わるたびに武勇伝つきまとった。自営に落ち着いてからも工具を手に持ったまま深夜に梅田を歩いていて職質を受け(対応が悪かったか)曽根崎署で一泊した話はつとに有名。
津本 上司からの話で時給1000円の仕事は今年いっぱいで辞めます。
この後母校の110周年記念行事に関係する話がチョウ長かった。何せ今年電気科の卒業生全員を束ねる西電会の会長に就任した。
横で見ていても意気盛ん、話に熱が入っている。皆さんご協力を切にお願いします。束にして持ってきた寄付金振込書はどれくらい集まったかスタジオで拝見しましょう。
村上 広島県因島、村上水軍の頭領の末裔。
歩き、酒、おしゃべりの営業マン生活は電子顕微鏡の案件(330億)をまとめたのを最後に辞めました。(彼の会社のセールスは何人も筆者の会社に出入りしていたが彼らが異口同音に言ってたのは彼が長らくトップセールスを張っているとの話。そればかりでなく中学時代にも学校中の噂になるくらいもてていたし、北ノ新地でも大もてだった。)
そのわけを聞いたが「惜しげもなく自腹を切るから、店の人は自腹か交際費かわかるらしい」と言ってたがいいや、それだけではないはずや。
城野 シオンの愛称で呼ばれる大阪市音楽隊を辞めたのちも消防署など6つの組織に関係(指導)している。朝一で1時間ほど近所を歩いているが時々コースを忘れる。(いつだったか筆者が森ノ宮のホールでの演奏会に行ったとき彼はコンサートマスターとして紹介され指揮棒をもって舞台のセンターに立ったので早い出世に驚いていたら出だしから蛙がジャンプするようなアクション付きの指揮だったので再びびっくりした。工科出の異色のアーティスト)  
壷井 聞いてもらうようないい話がないとか、いつも会に参加するのが精いっぱいとかいうことが多い。だけど歴年の行事にずっと出席率が高し事故もない。
出席者が多いと幹事もやりがいが増えます。 
須貝 神戸大と独協大で勉強しているとのこと。(学校もなにも好んでこんな学生を抱えなくてもと思う。理論はともかく理屈を言い出したら労組の委員長やってたから先生もこの人には勝てませんで)いやしかし正直なところこの歳になっても学ぼうというエネルギーがフツフツと湧いてくるところに頭が下がる。
大森 小原先生宅には毎年年末に千両、万両、南天、酒を持って訪れた。(枚方と高槻 車で30分)、
今は週に3回パソコンを教えに行ってる。趣味は魚釣りで最近も美山のアユを釣りに行った。(そういえばWin10の修正に拙宅に来てもらったとき釣った魚はどうしてるのと聞いたら、近所に配っていると言うので近所に住みたいもんやねと言ったら「あかん!市街化調整区域やからあかん」と真顔でくぎを刺された。好漢。
田中 趣味を持たないかんというので競馬とパチンコをやっている。(ウーンこの人はイメージが変わったね、見たとこ ちょい悪親父。だけど学生の頃は運動会で建築、土木に対抗できる電気科一押しの選手やった。水泳も走りも強かった。)
雲北 60歳以上の人を集めて月一で福祉活動をしている。その中心はウォーキング。(彼は人あたりが柔らかくて人の面倒見がいい。福祉で働こうと思えば引く手あまたやろね)
本田 7年前に挿し木で育てたイチジクが今年から実をつけ始めて毎朝3つ4つともぎたてを食べられるようになった。
(と一言でいうには惜しいくらい汗をかいて育てている。 買うた方が安いで)

☆宴会後 ~解散
恒例の集合写真。今
年は大森君の担当。
その後余った時間に元気な者だけが上流へ散歩に出かけた。
ところが集合時間の3時になっても散歩組が返ってこない。律儀な幹事辻君が大きい声で早く上がって来いと坂下の散歩組に叫んでいる。
上から見ていると波間に漂う木の葉のように歩みが遅い。
館の人の計らいで遅刻組もみんな乗せてもらって出発、無事泉佐野駅に帰り着いた。
ここで辻君の英断でお茶にしようという提案があり、残余金でお茶をすることになった。店の雰囲気がとてもフレンドリーでよかった。この後 駅前で解散ということになり、楽しかった平成28年のオーロラ会の日帰り旅行を閉じた。

文責  本田

平成27年度 西電OB会 総会・新年会

平成27年度 西電OB会 総会・新年会
  • 日    時  2016年1月30日(土) 16時30分から
  • 総会16時45分から講演会  17時30分から新年会 
  • 場    所  がんこ NEX-T1淀屋橋店 出 席 者  22名
  • 配 布 資 料 西電OB会 総会・新年会
 
会長挨拶 
 赤川会長から次のような挨拶があった。
「私はこれまで20年余り、西電会の会長をやらせていただきました。その間ずっと次の会長にバトンを渡すべく人選に腐心してまいりました。たくさんの人にお願いをしてまいりましたがなかなか実を結ばず私の顔を見ると目を伏せられてしまう人も出てまいりまして実のところ困り切っておりました。ところが私の窮状を察して男気を発揮してやろうという人が身近なところに現れました。
ご紹介します、昭和33年卒業、本日の司会者でもあります津本 弘さんです。
みなさん、ここでお諮りしたいと思います。津本さんの新会長就任についてご異議はありませんか」
と諮り異議はなく津本氏の新会長就任が決議された。
 
出席者紹介
次に出席者全員の自己紹介があり常連のメンバー多数の中、毎年ご出席になる藤浪顧問のお顔が見られなかった。
 
議 事
平成27年度事業報告並びに平成27年度会計報告。
杉山理事より配布資料に基づいて報告があり新城監査役からの監査報告もあって両案ともに承認された。

 
 講演会
講師 城山 誠 氏から「相続」というテーマで講演があった。
講師は電気科を昭和41年に卒業し現在ファイナンンシャルプランナーとして活動している。
 平成27年から相続税の控除額が4割減額(増税)され、それに伴い相続税がより広い層にかかるようになってきた。今この問題は資産管理上の重大なテーマになっている。
講演要旨以下の通り。
 相続資産の大小にかかわらず相続対策は早くから始めるのをお勧めします。
統計的に見て大金持ちは割合もめない(金持ちけんかせず)が小金もちのほうがトラブルになるケースが割合多い。相続税がかからない場合でもやはりもめるときはもめる。
特に資産が不動産に偏っている場合は問題で早期から計画的に資産を処理し生前贈与も活用して賢く節税する必要がある。また子や孫への教育資金贈与はそれが全額使われなかった場合、その残額は課税対象になるので要注意。
 保険は保険金が相続財産の対象外になるので生前贈与とともに活用するのも手である。
相続が争続にならないようにするためには日ごろから親族間のコミュニケーションを十分にとっておくことが必要である。            以上
 
新年会

総会に引き続き部屋を移して新年会を開催した。
津本新会長の乾杯に引き続きいつもながらお互い気持ちの通ったメンバーどうしががかたまって歓談に花を咲かせた。

 
 

 

 

 
経年変化でメンバーの容姿はお互い少しずつ移ろっていくが気持ちは昔の儘くっきりと残っていて仄かに継続している。
もっと若い会員が増えたらいいなと思うのはいつものこと。そして願わくば違う卒業年度の会員同士が同じテーブルで隣り合って話し合える雰囲気づくりも必要だ。
何年か前に胸につけるネームプレートを杉山教頭のもとで作られたがあれはそのあとどうなったのか。
さて例年やる校歌、応援歌の合唱および集合記念撮影も今年はなかった。がそれもまたよしで津本新会長の大阪締めでめでたく今年の新年会を終えた。 
文責者が議事録の中で提案することが許されるなら32年、33年組が夕焼けを彩っている間に次のライジングサンを育てたい。
繰越金の新しい使途というが新事業として1-2年前に卒業した何人かを毎年この新年会に招待することを企画してみてはどうか。志のある新しい先生を顧問として招く必要もある。                   
以 上                < 文責:本田、画像:杉山、編集:大森>

オーロラ会 京都伏見日帰り旅行

  • 平成27年11月20日  参加者 小原先生以下15名

  • コース 京阪本線 中書島→十石舟で宇治川派流沿いに進む→三栖閘門資料館までを往復→寺田屋→黄桜記念館→黄桜酒場レストラン→→伏見夢百衆(カフェ)→月桂冠大倉記念館→中書島
 
1年ぶりの同窓会。京阪中書島に11時に集まった後期高齢者の面々14人、1名遅れて参加。歳とってお小遣いも減らされて今年は日帰りになった。
その割には用意周到で2名が下見を行っており、確かなナビで迷うことなく橋を渡って船着き場に到着  
  
オッチャン2人と女性1人が操る十石舟に乗り込む。川辺の景色はこのシーズンのたたずまいがあり少し紅葉した葉と緑の葉の中に山茶花、皇帝ダリやのほか名前不詳の木々が多数、低い視点から水辺に漂う両岸の景色を楽しむ。その中に板壁の酒蔵が溶け込むように建っている。
目的地の三栖閘門資料館でいったん下船し、関の構造などの説明を聞く。昔は随分といろいろなものを運んだのでしょう。
やがて元の船着き場に戻って上陸
寺田屋で記念撮影
オーロラ会も回を重ねて定年後だけでも15年を超える歴史がある。たとえばその撮影装備の重厚さと凝りようから自他ともに認める専任カメラマンがいた。ところがどうしたことか大事な記念撮影でずっこけるようなミステークを2回ほどやらかしてからみなが頼りにしなくなり役割分担で写真係を仰せつかってない連中までめいめいカメラを持ってくるようになった。結果俺も俺もと記念写真に時間がかかるのだ。
さて噂の寺田屋は思っていたより中は広く柱の刀傷や竜馬が伝って逃げたという小屋根も見えた。
新選組に包囲されたときお龍は入浴中でとっさに裸のまま二階に駆け上がって危急を竜馬に知らせ助けたという有名な話に思いをはせる。
男たるもの斯くありたいと思うし、うらやましいとも思う、その場面の艶っぽさもドラマチックだ。
確かNHKのテレビドラマ「竜馬伝」では、女優真木よう子が寝巻のようなものをひっかけた姿で駆け上がっていたように思う。
 さて次は 本日の最大イベント黄桜記念館でのお食事と談笑の時間
 
酒も食事も昔ほどの勢いはなく、めいめい好きなことをしゃべりだす。
「今年で北の新地、周防町、宗右衛門町の新地遊びを卒業しました」とシャラッという男。(『下流老人』という本が売れている時代にまだそんなことをしてたのかいとあきれる)かと思うと、♪戦う男 燃えるロマン 誰かがこれをやらねばならぬ 期待の人がおれたちならば・・・(宇宙戦艦ヤマト)とばかりに次の西電会会長を俺は引き受ける積りやと豪語するもの(この歳になってようやるわとの副音声あり)。
「大阪のダブル選挙 橋下に入れるなよー」とドスのきいた声のこわもて(この男は自社株を持って某電力会社の株主総会に乗り込んだがそこで橋下市長の原発反対論をまともに聞かされた。それ以来彼は橋下と静電気のように敵対している)・・すると向かいからすかさず「いや俺は橋下好きやで」と楯つくものがいる。
幹事の気持ちとしてはこの手の政治ネタはもめるもとになるので避けてほしいのだが止めるリーダーがいるわけでもなし怖い女房もいないし席の規律は緩みっぱなし。
年寄どうしの談笑は責任もなく罪もなくただ楽しい。そして脳神経を刺激して老化防止に役立つ。同窓会はいいことずくめ。
おなかがいっぱいになると次はお茶の会。伏見夢百衆(カフェ)へ歩いて3分ほどで着く。このコーヒータイムは小原先生がまんざらお嫌いではないということを忖度して加えられた。先生は大正ロマンの時代に青春を送った古き良き時代のエリートでありTalk over the coffeeに理解がある一方、先きが四角い割り箸がないと料理には手をつけないという合理性の人でもある。確かに割り箸は細かいものでもよくつまめる。
この店はその昔 酒造りをしていたような建物でトイレは庭に出てかなり離れた別棟にあった。時代時代に合わせて商いも変えていかねばということか。
さすがに何かを食べる人はもういなくてほぼホットに統一されていたが薄暗いお店でしゃべり足りなかったものをぼそぼそと語り合った。
お土産を買いあさった後 月桂冠大倉記念館前に集合したが、入館希望者がなくここで記念写真を撮って事実上の解散となった。
天気にも恵まれて暖かく格好のイベント日和になったのでのどかで楽しい日帰り旅行だった。
追記
その後小原先生から「帰ってから疲れて何日も寝込んだ」という報告(今までよくあった)も今回はなく、その点でもいい催しになったとほっとしている。
文:本田、写真:大森・北川 

2014年度西電OB会総会・新年会

2014年度西電OB会総会・新年会
日時 平成27年1月31日(土)17:30~19:30
場所 ケントイースト(アパビラホテル淀屋橋B1)
参加者 20名

 先ず赤川会長より挨拶があり、14時に母校で開かれた西野田工友会役員会の報告で、2年後の西工創立110周年記念の資金集めに関して、80、90、100周年とは社会情勢や西工友会の状況の変化が大きく、資金集めの困難さが指摘され、110周年記念行事実行準備会が発足しました。西電OB会員の皆様にもお願いすることがあますのでよろしくお願いします。
 以上の赤川会長の報告の後に、杉山教頭(事務局)より平成26年度の会計報告があり、全員の拍手により了承された。
 続いて赤川会長より西電OB会会長に就任以来本年で20年となり、そろそろ退任したい旨の発言があり、
赤川会長によれば、ここ数年来これはと思われる人々に、次期会長にと就任を依頼したが、ことごとく断られ万策尽き果て、今日 明日とはいかないのでとりあえず今年は会長を務めるが、これにて退任します。
これを受けて進行役の津本が、津本、大森、城山、杉山の西電役員が協議し、来年までに次期会長を選定し、次年度の西電OB会総会に諮ることを提案し了承された。
 総会最後に、小原先生より昭和39年卒の丸谷明夫さんが4年前に淀工の名誉教諭に就任されている状況をぜひ西電OB会に紹介してもらいたいとの要請があり、今年95才になられた小原先生に代わり津本が、丸谷明夫さんのプロフィールと功績を、大森さんが操作するDVD+プロジェクタ投影画像により案内し
総会を終了した。
 会食席に移動し新年会に入り、藤波先生の乾杯の発声の後、なごやかに昔話に花を咲かせて、19:30に来年の再会を約して大阪締めにて散会した。
 なお 今年の会費は4,000円と格安で、料理、飲物、会場の雰囲気も満足すべきものであつた。来年の再会が待たれる。
<文責:津本弘>