33年

平成30年度オーロラ会総会

☆平成30年度オーロラ会総会開催
平成最後の総会が11月25日に石切温泉ホテルセイリュウで会員10名の参加を得て行われた。
総会に先立ち15時から東大阪市「八重の里」にある「司馬遼太郎」記念館を見学、独特の歴史観で「日本人とは何か」日本国の行く末を案じつつ逝去された司馬さんの作品集50巻と4万蔵書の一部を展示する記念館は安藤忠夫の設計で圧倒的な存在感で我々に迫ってきた。

記念撮影の後石切駅へ移動、送迎バスにてホテルセイリュウへ、入浴後18時から総会兼会食、
その後幹事部屋にて懇親会を実施、ドリンク(津本氏持参)やつまみ(大森氏持込の太刀魚の刺身)などを摘みながら歓談し11時頃終了した。
翌26日朝食後来年の再開を約して、石切神社参拝組(4名)、帰宅組(6名)と別行動となった。
参加者(アイウエオ順):
伊藤(修)、大森、奥本、雲北、塩崎、城野、須貝、壺井、津本、本田
 
☆総会で確認された 今後のオーロラ会について
会員が後期高齢者になってこの方。自身の体力の衰えや病気、配偶者の介護等により、年々参加者が少なくなり、今後オーロラ会をどうするかが話し合われ、次のことが確認された。
  • オーロラ会は9年後全員が88才を迎えた時、米寿記念総会をもって解散する
  • それまでは毎年1回昼食会をもってお互いの無事を喜ぶ
  • 実施場所は交通の便の良い大阪梅田の「弥生会館」とする
  • 費用は概ね「1万円」とする
  • 役員の変更   会計:辻(体調不良)→津本(会長兼務)    書記:北川(体調不良)→大森

オーロラ会 犬鳴山温泉日帰り旅行


       オーロラ会(S33年電気科卒)犬鳴山温泉(不動口館)
平成28年11月14日(月)  参加者 16名
コース:南海本線 泉佐野駅→犬鳴山温泉不動口館→泉佐野駅→駅カフェ

☆集合~入浴 
1年ぶりの同窓会だが高齢にもかかわらずよく16名が参加。集合地点の泉佐野駅は関空への分岐点にあたり駅舎もしっかりしていて比較的新しい。
その駅前ロータリーのベンチにいつものメンバーたちが、道のりの遠い順に集まった。
天気はあいにくで降ったり止んだり、定刻(10時半)少し前に送迎のマイクロバスがきてそれに乗り込む。
途中のJR日根野駅で次のお客を乗せて25分ほどで不動口館に到着。

着いたところが館の4階に相当しますとのことでチェックインを済ましてだらだらと下へ降りて宴会場に入る。犬鳴川沿いの眺めのいい部屋だ。窓ガラスが大きく温室のようで見晴らしにはもってこいだが嵌め殺しで外には出られない。
貴重品を預けて早速着替えをもって温泉へ。やや温めだが少し熱めの岩風呂もある。
少しヌルッとしたアルカリ温泉。側に魚がいそうな川が流れている。その岸に生えてる樹木を見ながらしばし癒しの時。
 
☆総会を兼ねた宴会
我らが恩師、小原先生が去る8日にお亡くなりに、告別式は神式で行われたと津本会長から報告があり、全員黙祷をささげた。
先生は各学年の同総会に積極的に参加し、また往時は一人一人の生徒にていねいな進路指導をされ面倒見が良かったおかげで私たちの学年は今では考えられないほどのいい就職先に就けた。オーロラ会が今なお盛隆を保っている遠因はこの辺にもある。

さてこの後は一番遠くから来た嘉賀君が乾杯の音頭を取り、いつものように各人が好き勝手にしゃべる宴会に入った。

(筆者が独断を込めて要約すれば概略以下のようになる)
奥本 体を動かすことに精を出している。特にゴルフはエイジシューターをやりたいと思っている。(今年は自営業のサクセスストーリーが出てこなかったが大丈夫か?) 
池永 人前でしゃべるのとスポーツが苦手。(人前でしゃべるのと人の話にチャチャを入れるのとは別。いつの間にか立ってしゃべっている人と1対1になってしゃべっている)
ヨットに凝っているが、船内で足がよたつき怪我でもして暮らしに差し支えが出ないように心がけている。
伊藤(功) 10月にキトラ古墳を見に行ってきた。あんな昔にあれほど立派なものを造り上げていたことにびっくり。(この人は趣味が高尚やね、読書もたしなむし。)
塩崎 かねてから手当をすましていた西宮北口(最近の住みたい街アンケートでトップ)に住み替えた。小説書きの学校に10年いるが70歳過ぎると欲をかいてはいけないと思い早筆を自重している。
  雨期前の釧路湿原に行ってきた。ハイキングではヒグマに遭遇した。
   (クマと格闘、退治して肝を抜き取って土産にしたとか・・期待したけど話はその方向に展開しなかった。)
嘉賀 小原先生が(と・・いったとたんに絶句、万感胸に迫ったらしい)
   先生とのしびれるような熱い交わりがあったんだねぇ。どんなに筆舌を尽くそうがこの絶句には勝てない。
伊藤(修) この人の話には藤沢薬品に勤めて以来会社を変わるたびに武勇伝つきまとった。自営に落ち着いてからも工具を手に持ったまま深夜に梅田を歩いていて職質を受け(対応が悪かったか)曽根崎署で一泊した話はつとに有名。
津本 上司からの話で時給1000円の仕事は今年いっぱいで辞めます。
この後母校の110周年記念行事に関係する話がチョウ長かった。何せ今年電気科の卒業生全員を束ねる西電会の会長に就任した。
横で見ていても意気盛ん、話に熱が入っている。皆さんご協力を切にお願いします。束にして持ってきた寄付金振込書はどれくらい集まったかスタジオで拝見しましょう。
村上 広島県因島、村上水軍の頭領の末裔。
歩き、酒、おしゃべりの営業マン生活は電子顕微鏡の案件(330億)をまとめたのを最後に辞めました。(彼の会社のセールスは何人も筆者の会社に出入りしていたが彼らが異口同音に言ってたのは彼が長らくトップセールスを張っているとの話。そればかりでなく中学時代にも学校中の噂になるくらいもてていたし、北ノ新地でも大もてだった。)
そのわけを聞いたが「惜しげもなく自腹を切るから、店の人は自腹か交際費かわかるらしい」と言ってたがいいや、それだけではないはずや。
城野 シオンの愛称で呼ばれる大阪市音楽隊を辞めたのちも消防署など6つの組織に関係(指導)している。朝一で1時間ほど近所を歩いているが時々コースを忘れる。(いつだったか筆者が森ノ宮のホールでの演奏会に行ったとき彼はコンサートマスターとして紹介され指揮棒をもって舞台のセンターに立ったので早い出世に驚いていたら出だしから蛙がジャンプするようなアクション付きの指揮だったので再びびっくりした。工科出の異色のアーティスト)  
壷井 聞いてもらうようないい話がないとか、いつも会に参加するのが精いっぱいとかいうことが多い。だけど歴年の行事にずっと出席率が高し事故もない。
出席者が多いと幹事もやりがいが増えます。 
須貝 神戸大と独協大で勉強しているとのこと。(学校もなにも好んでこんな学生を抱えなくてもと思う。理論はともかく理屈を言い出したら労組の委員長やってたから先生もこの人には勝てませんで)いやしかし正直なところこの歳になっても学ぼうというエネルギーがフツフツと湧いてくるところに頭が下がる。
大森 小原先生宅には毎年年末に千両、万両、南天、酒を持って訪れた。(枚方と高槻 車で30分)、
今は週に3回パソコンを教えに行ってる。趣味は魚釣りで最近も美山のアユを釣りに行った。(そういえばWin10の修正に拙宅に来てもらったとき釣った魚はどうしてるのと聞いたら、近所に配っていると言うので近所に住みたいもんやねと言ったら「あかん!市街化調整区域やからあかん」と真顔でくぎを刺された。好漢。
田中 趣味を持たないかんというので競馬とパチンコをやっている。(ウーンこの人はイメージが変わったね、見たとこ ちょい悪親父。だけど学生の頃は運動会で建築、土木に対抗できる電気科一押しの選手やった。水泳も走りも強かった。)
雲北 60歳以上の人を集めて月一で福祉活動をしている。その中心はウォーキング。(彼は人あたりが柔らかくて人の面倒見がいい。福祉で働こうと思えば引く手あまたやろね)
本田 7年前に挿し木で育てたイチジクが今年から実をつけ始めて毎朝3つ4つともぎたてを食べられるようになった。
(と一言でいうには惜しいくらい汗をかいて育てている。 買うた方が安いで)

☆宴会後 ~解散
恒例の集合写真。今
年は大森君の担当。
その後余った時間に元気な者だけが上流へ散歩に出かけた。
ところが集合時間の3時になっても散歩組が返ってこない。律儀な幹事辻君が大きい声で早く上がって来いと坂下の散歩組に叫んでいる。
上から見ていると波間に漂う木の葉のように歩みが遅い。
館の人の計らいで遅刻組もみんな乗せてもらって出発、無事泉佐野駅に帰り着いた。
ここで辻君の英断でお茶にしようという提案があり、残余金でお茶をすることになった。店の雰囲気がとてもフレンドリーでよかった。この後 駅前で解散ということになり、楽しかった平成28年のオーロラ会の日帰り旅行を閉じた。

文責  本田

オーロラ会 京都伏見日帰り旅行

  • 平成27年11月20日  参加者 小原先生以下15名

  • コース 京阪本線 中書島→十石舟で宇治川派流沿いに進む→三栖閘門資料館までを往復→寺田屋→黄桜記念館→黄桜酒場レストラン→→伏見夢百衆(カフェ)→月桂冠大倉記念館→中書島
 
1年ぶりの同窓会。京阪中書島に11時に集まった後期高齢者の面々14人、1名遅れて参加。歳とってお小遣いも減らされて今年は日帰りになった。
その割には用意周到で2名が下見を行っており、確かなナビで迷うことなく橋を渡って船着き場に到着  
  
オッチャン2人と女性1人が操る十石舟に乗り込む。川辺の景色はこのシーズンのたたずまいがあり少し紅葉した葉と緑の葉の中に山茶花、皇帝ダリやのほか名前不詳の木々が多数、低い視点から水辺に漂う両岸の景色を楽しむ。その中に板壁の酒蔵が溶け込むように建っている。
目的地の三栖閘門資料館でいったん下船し、関の構造などの説明を聞く。昔は随分といろいろなものを運んだのでしょう。
やがて元の船着き場に戻って上陸
寺田屋で記念撮影
オーロラ会も回を重ねて定年後だけでも15年を超える歴史がある。たとえばその撮影装備の重厚さと凝りようから自他ともに認める専任カメラマンがいた。ところがどうしたことか大事な記念撮影でずっこけるようなミステークを2回ほどやらかしてからみなが頼りにしなくなり役割分担で写真係を仰せつかってない連中までめいめいカメラを持ってくるようになった。結果俺も俺もと記念写真に時間がかかるのだ。
さて噂の寺田屋は思っていたより中は広く柱の刀傷や竜馬が伝って逃げたという小屋根も見えた。
新選組に包囲されたときお龍は入浴中でとっさに裸のまま二階に駆け上がって危急を竜馬に知らせ助けたという有名な話に思いをはせる。
男たるもの斯くありたいと思うし、うらやましいとも思う、その場面の艶っぽさもドラマチックだ。
確かNHKのテレビドラマ「竜馬伝」では、女優真木よう子が寝巻のようなものをひっかけた姿で駆け上がっていたように思う。
 さて次は 本日の最大イベント黄桜記念館でのお食事と談笑の時間
 
酒も食事も昔ほどの勢いはなく、めいめい好きなことをしゃべりだす。
「今年で北の新地、周防町、宗右衛門町の新地遊びを卒業しました」とシャラッという男。(『下流老人』という本が売れている時代にまだそんなことをしてたのかいとあきれる)かと思うと、♪戦う男 燃えるロマン 誰かがこれをやらねばならぬ 期待の人がおれたちならば・・・(宇宙戦艦ヤマト)とばかりに次の西電会会長を俺は引き受ける積りやと豪語するもの(この歳になってようやるわとの副音声あり)。
「大阪のダブル選挙 橋下に入れるなよー」とドスのきいた声のこわもて(この男は自社株を持って某電力会社の株主総会に乗り込んだがそこで橋下市長の原発反対論をまともに聞かされた。それ以来彼は橋下と静電気のように敵対している)・・すると向かいからすかさず「いや俺は橋下好きやで」と楯つくものがいる。
幹事の気持ちとしてはこの手の政治ネタはもめるもとになるので避けてほしいのだが止めるリーダーがいるわけでもなし怖い女房もいないし席の規律は緩みっぱなし。
年寄どうしの談笑は責任もなく罪もなくただ楽しい。そして脳神経を刺激して老化防止に役立つ。同窓会はいいことずくめ。
おなかがいっぱいになると次はお茶の会。伏見夢百衆(カフェ)へ歩いて3分ほどで着く。このコーヒータイムは小原先生がまんざらお嫌いではないということを忖度して加えられた。先生は大正ロマンの時代に青春を送った古き良き時代のエリートでありTalk over the coffeeに理解がある一方、先きが四角い割り箸がないと料理には手をつけないという合理性の人でもある。確かに割り箸は細かいものでもよくつまめる。
この店はその昔 酒造りをしていたような建物でトイレは庭に出てかなり離れた別棟にあった。時代時代に合わせて商いも変えていかねばということか。
さすがに何かを食べる人はもういなくてほぼホットに統一されていたが薄暗いお店でしゃべり足りなかったものをぼそぼそと語り合った。
お土産を買いあさった後 月桂冠大倉記念館前に集合したが、入館希望者がなくここで記念写真を撮って事実上の解散となった。
天気にも恵まれて暖かく格好のイベント日和になったのでのどかで楽しい日帰り旅行だった。
追記
その後小原先生から「帰ってから疲れて何日も寝込んだ」という報告(今までよくあった)も今回はなく、その点でもいい催しになったとほっとしている。
文:本田、写真:大森・北川 

33年卒 オーロラ会総会開催

33年卒 オーロラ会総会開催
平成26年6月2日(箕面大江戸温泉泊)・3日に16名参加で開催した。
毎年参加して頂いた小原先生も94才になられて、これが最後のオーロラ会参加になると思われます。
その旨をあらかじめ会員に案内したのですが、会員も74才になりあちこち体の状態の思わしくない人も増加しつつあります。
近年出席者が減少傾向でしたが、今回は15名の会員参加があり、久々に盛り上がった総会になりました。
6月2日12時大阪駅集合、元気姿で挨拶、しかし1名足りず、T君に携帯をかけると「ええ!今日やった?」思わず力が抜けたものでした。
T君は大江戸温泉に直行、当初より直行のO君を除く14名は「がんこ梅田本店」で、総会の盛会を祈ってカンパイ、お酒も入ってにぎやかな昼食会を過ごした。
阪急電車で箕面に移動、温泉につかり、18時より総会、小原先生のご挨拶と乾杯の後 和やかに各人の近況報告を伺いながら1次会を終了。
部屋で2次会開始 O君が釣った「チヌ」の刺身に舌鼓を打ちながら、これまたO君のプロゼクターセットによる西工時代の若き日の映像や10年以上前からのオーロラ会の模様などを懐かしく見て1日目を終えた。
2日目は箕面滝の散策の後「ザルうどん」による昼食会を経て、来年の再会を約して解散した。
来年 オーロラ会をどのようなものにするかを幹事会で検討することになった。
(記:津本)
 

E33卒 25年度オーロラ会開催

日時:H.25年6月2日(日)~3日(月)

場所:大阪 能勢温泉
参加者:同窓生13名、小原先生
93才と高齢の先生は、すこぶる元気なお姿であったが、オーロラ会の方はいつも参加している池永君と
嘉賀君が闘病生活に入ったので13名と近年に無い少人数であった。
幸いこの1年物故者もなく、会が始まるとすぐに皆元気になり、若者のように先生も交えて夜遅くまで歓談が続いた。
翌日 能勢電山下駅講内の喫茶店で解散式を行い、来年の再会を誓った。

記:津本弘

E33卒 24年度オーロラ会開催

 今年は92才の小原先生を中心に計画し、京都の奥座敷「貴船の川床料理」を目玉に、6月5日(火)・6日(水)の1泊2日で実施した。
1.6月5日、鞍馬寺
牛若丸が天狗相手に武術を鍛錬した所で知られるが、当日は折悪しくケーブルが定期点検のため稼動せず、山門のみの参拝となった。
2.貴船「栃喜久」川床料理
さすがに趣きのある川床で、床下をせせらぎが流れ、上流の滝音を聞きながら昼食、繊細で美しい川床料理を楽しんだ。

貴船川床

3.貴船神社まで散策
昼食の後 歩いて10分程の上流の貴船神社に参拝
4.ホテル平安の森へ
叡電にて出町柳に戻り、タクシーで岡崎のホテルへ
5.夕食懇親会
小原先生より、これが最後の一泊旅行同窓会になるだろうと、奥様の介護の様子など、我々も近い将来に思いを致せざるを得ない貴重なご挨拶をされた。
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平成21~22年度 オーロラ会

 
平成21年度オーロラ会(E33)は、6月7日(日)~8日(月)の1泊2日、21名の参加を得て実施された。
一日目は、朝10時姫路駅に集合。1年ぶりの再会に沸きながら、徒歩にて国宝姫路城見学へ、平成の大修理を目前にしたお城をゆっくり、ボランティアガイドの説明を聞きながら見学した。
昼には、お城に併設された好古園にて姫路名物の穴子弁当に舌鼓を打った。
夢前温泉“夢乃井”にて、ゆったり温泉につかり、夕食は恩師小原先生の卆寿を祝い、各人の四方山話で盛り上がった。
二日目は、書写山円教寺に参拝、映画「ラスト侍」の舞台にもなった山深い広大な境内で静寂なひと時を持った。
昼境内にある宝寿院にて精進料理を味わい、一同 身も心も清浄となり下山。
姫路駅にて来年の再会を約して解散した。
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